4年越しに刀ミュ葵咲本紀の御手杵に狂っている件
こんにちは、オタクです。
4年越しにミュージカル刀剣乱舞 葵咲本紀(以下あおさくと表記します)の
御手杵に狂っているオタクが
自分の気持ちを整理するためだけにこの記事を書いています。
ここの御手杵がサァという気持ちをつらつらと書くだけなので、
全体的な感想・考察が見たい人はほかのブログを見た方がよいと思います。
見出しなどは重大なネタバレに配慮しているつもりですが、内容はガッツリネタバレしているので、まだネタバレが嫌な人はお気をつけください
見て狂っているもの
dアニメストアで配信されているあおさくを見ています。
円盤はとりあえず購入したのですが、手元にはまだ届いていないので、入手し次第、日替わり分などを見て再度狂おうかと思っています。
こちら、千秋楽のライビュで見たはずなんですが、
その時は「オモロかったな!」という感想で終わっています。
↓4年後に狂うことを知らないオタクののんきなツイート
過去の刀ミュみたけど、キャラの特定の性質の強調がわりと激しくて御手杵くん受け入れられるかな~と思ってたけど、演技もダンスも歌も完璧で泣いちゃった(内容もよかったよ)
— なわD (@sin_cos_nawad) 2019年10月27日
他を下げる訳じゃないけど、御手杵くん、異様に声を似せるのが上手かったな
— なわD (@sin_cos_nawad) 2019年10月27日
歌声もあの低くも伸びやかな感じがメチャメチャ再現できててオタクの顔付きだった
以下、1部/2部それぞれで狂っているポイントを箇条書きで書いていこうかと思います。
途中途中で他メディアミックス作品の御手杵(主に花丸)、ゲームの手紙、極姿について触れます。
1部
ちょっとした動きも含めてマジ御手杵なので、印象に残ったシーンだけ書きます。
篭手切江とのれっすん
- 篭手切江「(秀康が天下を逃した回数が)3回!」
御手杵「(ダンスのステップを3回と勘違いしている)すまん、篭手切、今の俺に3回は無理だ」
という場面がありますが、将来はできる見込みなの、メチャメチャ御手杵なんだよな~
(できるまで練習するんだよな…) - 「夢」という単語で炎に呑まれる悪夢を見る御手杵…
部隊結成の場面
- 「太刀風」という曲を初登場の4口で歌うシーン、御手杵の初歌唱なんですが、マジメチャメチャ御手杵なんだよな
- 『大きく息を吐き 己が鼓動に耳を傾けろ』が御手杵のパートなんですが、
アニメ花丸6話EDお気楽珍道中ラスサビ前の『分かち合おうか〜』を彷彿とさせる気がしています。
刀剣乱舞~葵咲本紀~
- CD音源よりうまくなってない????
- 舞台版ではカットされていますが、2番の歌詞がメチャメチャいいんですよね。
それぞれのソロパートはそのキャラに合わせた歌詞になっているんですが、篭手切江と御手杵のパートは連続していることに意味があると思っています。 - 『いつの日か輝くために(篭手切江) この生きざまを貫き通す(御手杵)』
- 篭手切江が目指す輝きはすていじ、御手杵が目指す輝きは戦場での活躍。それぞれの輝きを目指して努力しつつ、協力する。そんなことを感じられます。
(御手杵はれっすんに付き合う、篭手切江は脇差として支援する という関係) - 御手杵が目指す輝き、その先にゲームの御手杵極がいるのかな…とか思いました。
- 話がそれますが、御手杵の3通目の手紙の最後、
「天下一の槍にしてくれないか?」ではなく、
「天下一の槍になるのを手伝ってくれないか?」なのがマジ本当に御手杵…って感じする。(篭手切江とのれっすんで感じたのと同じ気持ち…)
とある歴史上の人物とのやり取り全般
- 永見貞愛とのやり取り全般です。
- 双子は歴史上から消されているという事実にショックを受ける御手杵と篭手切江、あまりにも汚れがなさすぎる…(御手杵は結城家および松平家の家宝として扱われていたから意外とお坊ちゃんな感じも好きです)
- 唯一御手杵っぽくない言動としては
貞愛「よし!行くぞ!(上手に向かって進もうとする)」
御手杵「残念でした、こっち(下手)です~べろべろばー」
のところかなと(個人的には「そっちじゃなくてこっちだぞ」といいそうだと思った)
これは貞愛に直前ででくの坊呼ばわりされたこともあると思いますが、結城秀康をバカにされたように感じたからこそ出た言動かなと思います。 - ゲーム修行3通目の手紙に「それでも秀康様の代わりに、その持っていた槍が天下一になれば、秀康様の名も上がるだろう?」とあるように、自分がでくの坊=結城秀康の名を落とすにつながるのかなと。
そう考えると御手杵くんさあになります - 貞愛が御手杵にぶつかる場面が何度かありますが、びくともしないのが刀剣男士としての強さが表現されていてとてもいい
御手杵と歴史上の人物で歌う「影と響き」
- 御手杵と永見貞愛の歌
- いや~~~~~~~~~~~ダメでしょ、マジで苦しい。
歴史上から消された人物と焼失した槍で歌うのは…ダメ - 二人とも『影は形に従い 響きは音に応じる』と歌っていますが、解釈が違うんですよね。
- 御手杵:モノとして残ることを重要視している。
形/音は残り続けて、影/響きを生み出し続けないといけないと思っている。 - 貞愛:あったという事実を重要視している。
存在して、一瞬でもいいから影/響きが生み出せればいいと思っている。
- 御手杵:モノとして残ることを重要視している。
- 人間と付喪神としての考え方の違いが表現されているんだと思うんですが、御手杵の三名槍という肩書に対しての負い目もあると思うんですよね。
(モノとしても三名槍で唯一焼失してしまった、パッとした逸話(=人々の記憶)がなく三名槍の中でも肩身が狭い(ゲームセリフより)) - ゲームの修行の手紙2つ目には以下のような記載があります。
「(前略)そうだとしても、せめて蜻蛉切には負けられん。元は俺と日本号が槍の東西比較だったのだし……」
これは自分が東の代表としてふがいないから蜻蛉切の名が出てきた と思っているように感じています。 - 貞愛との歌に戻りますが、そんなことを考えている御手杵に「俺もお前のこと覚えててやっから」はダメだって……
(貞愛は御手杵が焼けたという事実は知らなかったんじゃないかなという個人的な予想) - そのあとに時間遡行軍に襲われて、
貞愛「頼んだぜ、御手杵」
御手杵「まったく、三名槍が一つ、御手杵、行くぞ!」
からの殺陣はダメだよ……
説得
- 永見貞愛が結城秀康を説得する場面
- よく考えると貞愛が御手杵の前で「天下を狙うなんて、くだらない真似はやめろ」というの、かなりきつくないですか…
- ゲーム修行の手紙3通目より
「俺がここに来た意味、ようやく分かった。
秀康様は武勇にも人柄にも申し分なく、家康公の次男であるにも関わらず、自分ではどうにもできない運命に翻弄されて天下人にはなりえなかった。そして、病のせいで今34歳で亡くなった。
その無念さを看取ってやる必要があったんだ。」 - あおさくは御手杵修行前ですが、将来この手紙を出す刀剣男士の前で天下を目指す行為をくだらないという貞愛…
- 全景映像を見て、その時の御手杵の表情を見たい
明石の振る舞いについて
- 明石があおさく任務中にて「歴史改ざん」を非常に嫌っている節があります(刀剣男士としては当然の思考かもしれませんが)
- これは蛍丸が行方不明になって失われてしまった歴史を変えられるなら変えたいと思っている と考察されている方がいらっしゃいました。
- これをうけて、御手杵は自分が焼失した歴史を変えたいと思ったことがあるのか妄想しました。
- 御手杵は東京大空襲で松平家の蔵の中で焼かれてしまったとされていますが、御手杵はこの歴史を変えたいとは思ったことすらないんじゃないかなと思いました。
東京大空襲の頃は刀や槍の時代は終わっているため、現存していても歴史は変わらないんじゃないかなと個人的には思います。
そんな考えを持ちすらしない御手杵、実直なんだなと思います。
そして、たとえ存在していなくても、刀剣男士として天下一の槍になることで過去の評価を変えてみせるという御手杵(自己満足かもしれないと言っているが)…
2部
全体的に篭手切江と仲良しそうで嬉しいです(腐向けの意図はない)。
一緒にれっすんしたもんね…
S
- 焼失した槍に歌わせる曲じゃない
(しかも『燃えろ燃えろ燃えろ』の歌割が御手杵) - これを御手杵に歌わせたやつが一番サディスティックだよ
- 他の曲でもそうですが、舞台版の方が明らかに御手杵の歌い方じゃないですか?
- 個人的に五周年記念 壽 乱舞音曲祭のSの御手杵がヤバヤバのヤバ
最後に
- 田中涼星さん、本当に御手杵を演じてくださりありがとうございます。
スタイルだけでなく、役としても御手杵としてパーフェクトだとおもいます。
脚本家/演出家の人、それに応えてくれてさらにパワーアップさせてきた田中涼星さん、本当に本当にありがとうございます。
みんな一緒に御手杵くんに狂いましょう。