こんにちは
とってもお久しぶりです、邪さんです
約1年半くらい更新しなかったのには特に理由とかはなくて、単純に大学の授業が減ったからですね。授業中ってなんであんなにもブログの文章書くのが捗るのでしょう?
今回の内容はこちらの記事でもまあまあ触れているエロ漫画で使われる擬音についてです
性懲りもなく全年齢向けなのでエッチなものを期待した人はごめんなさい
はじめに
※本筋とはほとんど関係ない話なので早漏な人は次の見出しからお読みいただければ大丈夫です
疑問編
ドラックストアに洗濯用洗剤を買いに行ったときに何故か
「マウスウォッシュってもしかして美人OLの嗜みでは?」
と思った私はマウスウォッシュコーナーに移動しました
そこで見つけたのがこの商品
このとき私は思いました。
クチュクチュってモンダミンかエロ漫画でしか見ない擬音じゃない?
思考編
洗濯用洗剤とモンダミンと晩御飯用のうどんを持ちながら色々と考えました
クチュクチュという擬音は口内で水分を弄ぶときに用いるのでは?
→モンダミン使用時とほぼ同じ動きをするうがいは“ぶくぶく”
口を使って何かしらするときに用いるのでは?
→大きな咀嚼音は“クチャクチャ”
→フェラ音は“ジュポジュポ”※シチュエーションによります
水ではない液状のものをいじくるときに用いるのでは?
→泥は“グチャグチャ”
→ぬか漬けは“ヌチャヌチャ”
…いろいろと考えましたが、やはり“クチュクチュ”という擬音を使うのはモンダミンとエロ漫画中であるという結論に至りました
検証
これはあくまでも私のイメージであってエロ漫画でクチュクチュという擬音が使われていると結論づけるのはまだまだ早いです
結論づけるには確かな調査や誰もが認めるデータが必要です
そこで今回は以下の手法でこの仮説を検証していきたいと思います
1. 適当な成人向け雑誌を読む
2. 作中に出てくる“クチュクチュ”の数を計測する
以上です。小学生でもできそうな手法です。(小学生は成人向け雑誌を読めないのでできませんが…)
単行本ではなく雑誌とした理由は作家による偏りを減らすためです。
また、クチュクチュ数に関しては以下のルールのもと計測します
1. 同一コマ内で複数回使われていても1回とカウントする
2. “クチュクチュ”だけでなく“クチュ”や“クチュッ…”といった類似系も“クチュクチュ”として扱う。ひらがな表記もカウントするが、“グチュ”や“クチャ”といったものは別物とし、カウントしない
3. セリフ中で使われたものはカウントせず、あくまでも擬音系描き文字のみを対象とする
このルールに基づいて以下の練習画像のクチュ数をカウントしましょう。ゴシック体がセリフ、よくわからんフォントが描き文字として認識してください。
1コマ目:男性が“クチュクチュ”と言っていますが、あくまでセリフ中なので0
2コマ目:“クチュ”と“クチュッ”が描かれていますが同一コマ内なので1
3コマ目:セリフ…と思いきやこれは吹き出し付き擬音系描き文字なので1
よってこのページでは2クチュということです
皆さまにもよ~~~くわかったところでいよいよ本番です
私のイメージでは“クチュクチュ”は手マン・手コキシーンに使われそうなイメージです
この仮説はあっているのでしょうか、いよいよ調査開始です。
調査開始
対象とする雑誌はこちらです
快楽天2019.10月号です
最新の成人向け雑誌です。
コンビニ誌ではなくなったことで白抜き修正が黒ノリ修正に代わって前の方がよかったという意見があったりと何かと話題ですが、最もクセのない成人向け雑誌(主観)ということで選びました
こちらには20個の漫画作品が載っています。
集計結果
こちらが集計結果です。
最大値:4
最小値:0
最頻値:0
平均値:1.25という結果になりました。
位置原光Z先生はエロシーンなしなので0回で当然ですね
また、クチュッという擬音が使われたシーンを計測しました
こちらがまとめた表です。
考察
全体的に
8作品(実質7作品)が0クチュというのは正直驚きの結果でした。
“グチュッ”や“クチャッ”といった類似系は多く使われていましたが、“クチャ”は1度も使われていないという作品が多々ありました。
また、経験が深い先生ほど粘性のある擬音とパンパン音を組み合わせていましたが、初掲載の先生方は“パンパン”だよりなところが多くありました。これに相関性があったら面白いですが、別の機会にやりましょう。
また、“クチュクチュ”は実は1度も使われておらず、“クチュ”、、“くちゅ”、“くちゅっ”といった類似系ばかりでした。確かに
よりも
のほうがエッチですもんね
シーン別考察
手マン(7クチュ)→概ね予想通りでした。ですが、新たな発見もありました。
桃月すず先生の「つぐみちゃんのお願い」では、挿入直前が2クチュ、手マンが1クチュという結果でした。しかし、手マン中に“コリッ”という擬音も使われています。
©桃月すず 「つぐみちゃんのお願い」より
お察しのよい方ならお気付きだと思いますが、これはクリトリスを弄るシーンです。
手マンでも擬音を使い分けることによってより臨場感のあるエロシーンになりますね^^
キス(6クチュ)→意外でした。
キスといえば“チュッ”やん!!!!!と思っていた脳内お花畑でしたが、エロ漫画中のキスは大人のチッス(いわゆるベロチュー)が多いので粘膜同士の接触と考えると使わても不思議ではないですね
挿入中、挿入直前に関してもベロチュー理論で説明できます。
挿入中(4クチュ)→“パンパン”が使われがちですが、汁まみれはエロいと紀元前から決まっている掟により、汁まみれセックスの表現としてアクセント的に“クチュ”が使われる。セックスは粘膜同士の接触である
挿入直前(4クチュ)→イメージとしてはこんな感じです
つまり、粘膜と粘膜の接触かつそれなりに汁まみれです
クンニ(2クチュ)→男性器という表面が粘膜で覆われた物質が舌に置き換わっただけなので不自然ではありません。ただ、王道の“ペロペロ”や舐めではなく、吸いを表現したいがための“ズビッ”系統に押されて2クチュという結果になったと感じました。
手コキ(1クチュ)→手マンの7クチュと比べるととっても少ないです。
そもそもエロ漫画では手コキは男性器をある程度大きくするための手段であることが多いため、まあまあ汁まみれになった男性器を手コキするというシチュエーションが少ないです。
よって使われる擬音としては“スリスリ”系統が多かったです。
空間(1クチュ)→なんのこっちゃとおもった方、こういうのです
©philly 「シたいっ!」より
激しい汁まみれのセックスをしてる感を出せますね。これは非常に効果的だと感じました。
philly先生は今回が初作品ということで今後に期待が持てますね
まとめ
いかがでしたでしょうか
正直モンダミンとエロ漫画以外では“クチュクチュ”という擬音は使わないという命題を証明するためには一般漫画で本当に“クチュクチュ”が使われていないかを調査すべきだった気がしなくもないですが、まあ置いときましょう…
ここまで擬音に着目してエロ漫画を読んだのは初めてですが、非常に興味深かったです。みなさんもやってみてください
また、今回のクチュ計測が間違っている可能性もあるので粗さがしをしたい人は是非快楽天2019.10月号を購入してください。こちらには快楽天成人誌化おめでとう特別付録がついているのでオススメです^^
それではさようなら